ひつじの説明書。

ーヘルス・本・イギリスのいろいろを発信ー

スマホ人間。


最近SNSする頻度が多くなってきたら、増えてきたのがスマホの利用時間。

スマホってどうしても使い始めると、何時間でも見ていられますよね。

人の好奇心を掻き立てられるようなコンテンツが満載で、わたしもどっぷりその戦略にハマってしまっているところです。

 

最近どこにいっても、スマホをいじっている人をみかけます。

とくに日本にいたときは通勤時に電車待ちや電車の中をみると、みんなスマホを見つめている姿。なんかなんとも言えない不思議な気分になりました。

同じ体勢を取っている姿は、子供の頃には見られなかった光景です。

どこへいくにもスマホを持ち歩き、人によっては家のトイレにまで持ち歩くことも。すぐそこのコンビニに行くときでさえも、忘れたら取りに戻ることもあります。

 

この世は、スマホ含めデジタル機器に侵略されているのではないかと思えるくらい、スマホに生活を支配されている状態。

わたしも、スマホをつねにそばに置いているひとり。

SNSを見たり、仕事のメールを見たり、調べたり、レシピを開いて料理したり、アラームをセットしたり、ネットサーフィンしたり、計算したり。

スマホが生活の大部分を占めているのは、間違いありません。

 

この状態、なんだか以前に小説で読んだ「コンビニ人間」を思い出しました。

 

コンビニ人間は、社会にうまく適応できないコンビニバイト歴18年の女性のおはなし。

コンビニ食を毎日食べて、夢の中でもレジ打ちしており、コンビニのバイトをやめてもコンビニ的生き方をやめられず、心も体もコンビニに支配されているストーリーでした。

まさにつねにスマホをいじっている現代人は、「スマホ人間」になりつつあるのではないかとおもいます。

 

以前はスマホの使用時間は気にしたことがありませんでしたが、病気になってからは少しずつ減らすようにしました。

スマホを使うことで関節への負担や、SNSによるストレスの増加、ブルーライトによる睡眠不足など、デメリットが多いということがわかったからです。

たしかにスマホは欲求を満たしてくれるツール、でもそれ以上にキャパオーバーの情報量で知らないうちに身体に負担をかけているということも忘れてはいけません。

 

ほんとうにドラッグのような存在です。

 

仕事などの関係でSNSを使う頻度がどうしても多くなってしまうので、完全にスマホなしにすることは現状難しいですが、やはり節度をもったスマホの使い方をしないとなとおもいます。

 

やはり眠る前のスマホ利用が身体にこたえるので、最近では寝る場所にはスマホを置かず、違う部屋で充電するようになりました。そうしたことで、睡眠時間がかなり伸びるようになりました。

 

また、近場であればスマホを持たずに行ったり、1日電源を落としたりして、デジタルデトックスを取り入れるようにしています。

 

便利なスマホですが、使い方によっては身体に負担がかかることもあります。

日常をスマホに支配されないように、付き合っていけると良いですね。