「生きがい」は心のエネルギー
わたしは、去年NYのIINというホリスティック栄養学校で、「ホリスティックヘルスコーチ」の資格を取得しました。
ヘルスと言っても幅広く、食事や運動など基本的な健康維持の方法はもちろん、メンタルや感情、スピリチュアルなことまで学べました。
そのなかでおもしろいなと思ったことは、スピリチュアルな側面。
じつは、SLEが発症した際に精神症状がでてしまったことがあり、その際に幻覚・幻聴やスピリチュアルな体験をしてしまったことから、少しスピリチュアルに関してはマイナスなイメージをもっていました。
当時は家族や友人などにかなりおかしな行動や言動をしてしまい、しばらく精神病棟で拘束されたこともあり、なんとも苦い思い出。
まぁ正気に戻った際は、「やらかしたなぁ」と笑ってしまいましたが…
人生の中でも、1、2位を争う恥ずかしい経験でした‼
そんなこともあり、スピリチュアルには関わらないようにしていたのですが、IINでは健康には「スピリチュアルな要素」も必要だと。
それは、「引き寄せの法則」とか、「宇宙」とかそういう話なのでしょうか?と思っていたら、生きていくためには何か指針となるモノが必要だとのこと。
なにか自分の人生の軸のようなモノや、ゴールがあると、それに向かって道を進むことができる。
情熱をつぎ込める、夢中になれる、ブレないモノ「生きがい」を探すことで、人生がよりよいものになる。
「生きがい」を持つことは、自分が進むべき道を照らしてくれる。
生活をもっとエネルギッシュなものにしてくれる。
「生きがい」があるだけで、落ち込んでいても前に進む力を与えてくれる。
なるほど。
スピリチュアルとは、こういうことも含まれるのかとハッと気づかされた瞬間でした。
ヘルスコーチでコーチングをする際は、けっこうこの部分を大切に聞くようにしています。やっぱり、この部分を持っているか、持っていないかで、表情や声が違う気がするんです。
そして、その話している姿を見ていると、こちらも元気をもらえる気がします。
でも「生きがい」って見つけるのが難しいですよね。
わたしがよく質問するのが、
- 子供のころに夢中になっていたことはありますか?
- 何をしているとき、自分が笑顔になりますか?
- 今まで一番楽しかった経験、生き生きとしていた経験はなんですか?
けっこう子供の頃に好きだったことは、ひさびさにやってみると楽しく感じることもあります。わたしはピアノやギター、絵を描くことに大人になってハマりました。
また、生き生きとしていた経験は、私の場合は人の役に立ったとき。フィリピンの孤児院に一人で半年ボランティアしたときが一番自分が楽しかったときかなとおもいます。
人生に迷いのある方は、少し時間をとってそれぞれリストアップしてみると「生きがい」が見えてくるかもしれません。
子育て、料理、人助け、運動、SNSで発信、勉強、ゲーム、ドライブ、マーケティングなど、趣味でも仕事でも、人によって「生きがい」が異なります。
どれか分からないという方は、いろいろ試してみるのもいいとおもいます。
とくに病気を持っている方は、人生の進むべき道や軸がわからなくなることがよくあります。
「生きがい」を持つことで、エネルギーになり、病気を克服したり、生きる勇気になったりすることも。
ぜひ「生きがい」を探して、自分の人生の指針や軸を探してみてください^^