ひつじの説明書。

ーヘルス・本・イギリスのいろいろを発信ー

1%の改善


難病になる前のわたしは、いつも大きな目標を持っていました。

中学生のときは、海外ではたらくこと。

高校生のときは国境なき医師団に入ること。

看護学生のときは、救急部に入ること。

看護師になってからは、海外ボランティアにいくこと。

 

叶ったモノもあるし、叶わなかったモノもあります。

やっぱり目標を持っていると、人生の進むべきが定まり、

それに向かって生活のすべてが変わってくる。

 

だから、ここまで道に迷わずにこれたのかなとおもいます。

 

いまの目標は、「海外でフリーで人のためになる仕事をすること」。

 

でも、難病になってから、がんばってもがんばっても後退するばかり。

体力はなくなるし、体調を整えることで精いっぱい。

多分こういったことで人は夢をあきらめていくんだろうなぁ

とたまに考えたり。

 

やる気を出そうとビジネス本などを見ても、

やっぱりあのスピード感にはついていけない。

「すぐに行動する」というのがどんなに難しいことか、

難病を持っている私にとっては、難しいことでした。

 

でも、ふと気づくと、

なんで人のスピードで進もうとしていたのだろうか。

自分のスピードで進めばいいだけじゃないか。

 

病気や障害があるからといって、

「やりたいこと」をあきらめるのはなんだか違う気がする。

人のスピードではなく、自分のスピードで進めば、

苦しまずに達成できるのではないかと。

 

そういえば幼稚園の頃、マイペースなことをよく

連絡帳に書かれていたなぁと思い出し、いつ人のペースに

合わせるようになったのだろうか。

小さい頃の方がよっぽど、自分のことを理解していたのかもしれないですね。

 

カラダを気遣いながら、目標を目指すには、

毎日なにか昨日よりも1%改善するよう心がけています。

 

筋トレなら昨日よりも1回増やす。

食事なら野菜を1つ増やしてみる。

勉強時間を5分長くする。

 

それぐらいの変化なら、負担がかからずに

続けられると、最近は昨日よりも少し良いことを

するようにしています。

 

たった1%。

でも積み重ねれば、大きな一歩になります。

少し休んだとしても、また始めればいいだけ。

 

大きな変化を望まずに、

小さな変化を繰り返していく方が、

自分に合っているなと感じました‼

 

変化したいけど、なかなか始められない方に

おすすめの方法です^^