ひつじの説明書。

ーヘルス・本・イギリスのいろいろを発信ー

【本】宇宙一ワクワクするお金の授業 大石洋子


▶内容

「思考(考え方)が変われば現実が変わる。人生が変わる」スクールを運営する著者が執筆したお金のマインドについて教えてくれる本。

お金に対する考え方、向き合い方を変えることで、お金の入り方が変わってくる、お金が循環するようになる、という考え方を解説しています。

対話形式ですすむ本ですが、対話形式が苦手な私でもよみやすかったです。

 

▶学んだこと

お金に恵まれない人は、お金へのブロックがある

本では、職業・親・パートナー・人間関係・社会の5つのブロックをあげている。ブロックをはずすことで、お金がどんどんはいってくるようになる。

ブロックとは、たとえば「実家が貧乏だったから、これからも貧乏だ」「サラリーマンだから収入が増えない」という思い込みのこと。

お金を得ることではなく、目的にフォーカス

お金を得た先に何をしたいか(目的)にフォーカスすることで、お金が自然と入ってくるようになる。たとえば「家族と旅行に行きたい」「車を買いたい」などの具体的な目的を目指し、「○○円稼ぐ」「お金を〇〇円貯める」というお金へのフォーカスをなくす。

 

お金=愛は循環するモノ

お金=愛。愛情をもって何かを提供すれば、その分の見返りが返ってくる。お金は循環するイメージを持つ。貯金せずに、気持ちよくお金を使うことで、よりお金が返ってくる。

 

「金ならある‼」

「お金がない」とずっとおもっていると、潜在意識に自分はお金がない人間だと刷り込まれ、そういった現実をつくりだす。「金ならある‼」と言い聞かせ、エネルギーのある行動を促す。

 

感謝の気持ちを持つ

何事も感謝の気持ちをもって、物事をすすめることで、良いサービスを提供できたり、良い人間関係を気づけたり、人生が好転していく。貧乏な家庭で育ったとしても、当時頑張って働いてくれた親に感謝する。

 

▶読んだ感想

わたしは父の事業の失敗で離婚して母子家庭で育ったので、裕福な家庭ではなく、いつもお金のトラブルがつきませんでした。すこし親を責めていた気持ちがありましたが、この本をきっかけに、育ててくれた親へ感謝の気持ちを持とうとおもいました。

お金のマインドの本を読むと、「ほんとうになるの?」と疑ってかかってしまいますが、さまざまな本を読むことで無意識にマインドが変わってきたような気がします。

たしかに未来の不安を感じて貯金をしていたときよりは、おもしろい仕事の話が入るようになり、収入もすこしずつ増えてきました。なんとなく効果があらわれてきたのかな?

具体的なお金の使い方というよりは、マインドにフォーカスして書かれているので、「お金が悪いモノ」というイメージがある方に響く本ではないかとおもいます。

 

▶この本を読んでほしい人

  • お金のトラブルが絶えない人
  • お金を増やしたいと思っている人
  • お金について学びたい人
  • 自分はこれ以上給料が伸びないと思っている人
  • お金が悪いモノと思っている人
  • お金と上手く付き合っていきたい人