ひつじの説明書。

ーヘルス・本・イギリスのいろいろを発信ー

音楽はいつもわたしのそばにいた。


わたしはいろいろな音楽を聴くのが好きです。

ジャンル問わず、好きなメロディだったらランダムに聴くタイプで、「気分を上げたい時」「悲しい時」「失恋した時」「元気が欲しい時」など、気分に合わせてリストをつくって聴いています。

以前は歌詞は全無視で、メロディの好みで聴いていました。

歌詞に注目するようになったのは、ここ最近です。

 

入院中はテレビがお金がかかるので、基本音楽を聴いていました。

最初は好きなメロディの曲を集めて聴いていたのですが、ふと気まぐれで歌詞を歌詞にも注目してみたんです。

そうしたら、まさに自分の気持ちを表しているような歌詞で…

とても驚いたのを、覚えています。

ほかにも心地よいと感じていた曲を聴いてみたら、どれも同じような内容の曲でした。

 

歌詞を意識していなかったはずが、無意識のうちに求めていたのかもしれません。

 

でも、よーく考えてみると学生で失恋したとき、ずっと失恋ソングを流していたのを思い出しました。

当時はかなりまいっていて、友だちの車の中で大泣きしながら深夜ドライブしていたのを覚えています。

 

音楽はつねにそばにいて、実はわたしの心に寄り添ってくれていたのかも…

そんなことを感じました。

 

心理学において、これを「同質効果」と呼ぶそうです。

「楽しい時には気分が上がる曲を」「悲しい時にはエモい曲を」といった感じで、気持ちに寄り添った曲を聴くことで、精神が落ち着くとのこと。

療養中はまさに音楽に助けられたと言っても過言ではないほど、メンタル維持に欠かせない存在でした。

 

とくに歌詞を聴くようになってからは、自分のいまの気持ちを確認するためのツールとしても役立っています。

心地よいと感じるメロディや歌詞があれば、いまわたしはこういう気持ちなんだなと自己認識でき、曲を何度も聞いてその感情に浸るようにしています。

たとえば、悲しい時に悲しい曲を何度も聞いて自分の悲しみをしっかり受け止めると、不思議と少しずつ前向きな曲が聞きたくなってくるんです。

 

わたしのメンタル維持に欠かせない要素のひとつです。

 

メンタルがやられているという方は、自分の気持ちに寄り添った曲を探してみるのもいいかもしれませんよ。